軽度認知障がい~MCI~について(一般の方・専門職初心者の方向け)

認知症の教室⑪

軽度認知障がい・MCI(Mild Cognitive Impairment)という言葉を最近よく聞かれるのではないでしょうか。
認知障がいと言う言葉から、何らかの病気と思われる方も多いでしょう。
しかしMCI自体は病気ではありませんし、認知症でもありません。
ただ、認知症という病気の予備軍と言えるのです。
つまりMCIと判断されるということは、放置していると認知症になる確率が高くなるということなのです。

パズルでいうと、この程度ならすぐにはめ込めて完成させることができます。
年相応のもの忘れであり、生活に支障が出るわけでもありません。私たちにもよくあることです。

しかし、MCIだと、パズルがもう少し崩れている状況になります。
パズル全体が崩れているわけではないので、生活に支障はあまりでていませんが、放置しておくといつ崩れてもおかしくない状況とも言えます。
そうなると認知症と言う診断に進んでしまうでしょう。

そうならないためにも、MCIと判断された方には心身への様々なアプローチが各自治体で用意されているのです。

なお、MCI領域に入ってしまう要因としては、生活習慣病の影響が大きいとされています。
適切な食事、適度な運動などを日頃から心掛けることで、MCIから認知症への道を変更できる可能性が大きくなるのです。

MCIについては、長谷川洋先生が下記の図のように、わかりやすく説明されています。参考にしてください。

(中央法規出版「認知症のケアマネジメント」長谷川洋・石川進著 P23より)

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