認知症ケアと学校の先輩ノーベル賞受賞者吉野さん!

センター長の石川です。

認知症ケアとリチウム電池
先日こんなことがありました。

施設を飛び出した認知症の人、自分で帰れるからと、すごい剣幕で職員を追い払います。
家族が来て、車に乗れと言っても激しく拒否
遅ればせながら現れた私は(その遅れたこともポイントなのだけど)、
その人と道端にしゃがみ込み話し始めました。
家族も引き上げ二人きりで、道端に座り込んで1時間ほど話をするうちに落ち着いてきました。
もう大丈夫かなと、頃合いを見てスマホで職員にメールを送ります。

あれだけ家族や職員に怒りまくって人が、家族の顔を見てほっとしたのか、すんなり車に乗ってくれました。
ノーベル化学賞を吉野彰氏が受賞したというニュースが流れた日のことでした。

ノーベル賞受賞吉野さん

とても明るい素敵な人ですね。(パソコン画面からの転写です)

かつて、携帯電話もないころ、飛び出した認知症の人と一緒に何度も街を歩きました。
迎えに来てもらう方法は公衆電話を探すしかありません。
しかし、公衆電話があった!と思っても認知症の人はその手前で曲がってしまのです。
時にはデイサービスに通っている人の家にお邪魔して電話を借りたことも。
半日はたっぷりと掛かりました。
しかし、今はどうでしょう。

スマホで軽く電話もメールもできる。位置情報だってわかるようになりました。
だから今日もグッドタイミングですぐに迎えが来てくれました。
昔のことを想えば、めっちゃ便利になったものですね。
そのスマホを飛躍的に使いやすくしたのが、わが先輩吉野彰氏のリチウム電池の発明でした。
まぁ先輩と言っても面識はありません。

しかし、吉野さんの母校、千里第二小学校、吹田第一中学校は、ともに私の母校でもあります。
同じ学区に住んでいたことになりますね。

ノーベル賞受賞吉野さん

かつてあった千里第二小学校の木造校舎。私もこの校舎で学びました。吉野さんも同じでしょう。

もっとも、高校からは吉野さんは進学校へ、私は落ちこぼれ校と進路は全く違いましたが、
今吉野さんのお陰で、昔のような苦労はしなくてすみました。
先輩の発明に感謝。
そう思った日でした。

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