若年性認知症の方との関り(1)

センター長の石川です。

1年前のことですが、私と同年齢の方が入居されました。
若年性アルツハイマー病の方で、65歳を待たずに入居です。
この時点で既に認知症はかなり進行しておられたので
50歳台前半での発病ということになります。
自分と同年齢の方の状況は、心が複雑になります。

しかしながら、若年性認知症の方との関りの多くは、
私より年下かほぼ同年の方となります。
当然ご本人自身の衝撃は計り知れないものがありますが、
高齢者の認知症の発症とは異なるところがひとつあります。

若年性認知症の方との関り

ご家族の苦労についてはどの年代であろうと物凄く大変なことなのですが、
若年性認知症の方の場合、家族へのダメージは衝撃以上のものとして降りかかってきます。
ご本人のこともさることながら、家族へもしっかりと目を向けること。
家族へのサポートが重要なこと。
この点にも向き合わなければなりません。

若年性認知症の方との関り

今回から数回に分けて若年性認知症の方との関りを書いていきたいと思います。
思えば35年も前になる、私が最初に若年性認知症の方に関わった時のこと
そして日本人として初めて国際アルツハイマー病学会でカミングアウトした
越智俊二さんとその妻の須美子とのことも追々書いていこうかと思っています。

決して他人事ではない、誰にでも起きうること。
家族の悲愴な叫び
さらに私たち(サポート側)の視点は果たしてこれでよいのだろうか?
という所まで、少し期間は長くなるとは思いますが、順次アップしていきます。

職場を変える一人ひとり

大きな世界を変える小さな個人

次回は私が初めて出会った若年性の方との関り。
かなり昔の話になりますが、35年経っても若年性認知症の方へのサポートは
あまり変わりはないのかもしれません。