山頂へ登ると、そこは下界だった
センター長の石川です。
今年の春は、コロナによる緊急事態宣言が出され、何もかもがその動きをストップさせてしまいました。
ただ介護の現場で働くものは、感染の恐怖に怯えながらも出勤を続けていました。
まさしく「介護を止めるな!」ですね。
そんな自粛期間中、アーバンケア島之内の屋上に上がり、生駒山を眺めることで動揺する心を落ち着かせたことがあります。

緊急事態宣言中は、山上遊園地もストップです
生駒山というと、ドライブで上がって夜景を眺める、そんなイメージしかない山でした。
しかし、屋上から生駒山を眺めていると、その中腹に展望所みたいなところがいくつかあるのを見つけ、
コロナが落ち着いたら反対側からアーバンケア島之内を見てみたいと思っていました。

矢印の部分が額田山展望所です
そして半年後、これまで車で登る山のイメージしかない生駒山に、枚岡公園から足で登ってきました。

南港の赤い橋、そしてうっすらですが明石大橋も写っています。手前は花園ラグビー場です
まずは中腹の額田山展望所から。
アーバンケアはまさしく地域の灯台の如く、目立つ色なのですぐに見つけることが出来、望遠カメラでゲット。

少しずつアップしていきます

目立つ色なのですぐにわかりました。
ようやく反対側から見ることが出来ました。

デジカメのデジタルズームで。さすがにぼやけますが、人がいれば誰だかわかりそうです。
この日はお天気も良く、あべのハルカスの向こうには淡路島まで見えました。

あべのハルカスからも、こっちを見ている人がいたのでしょうね。
さて、ここから登ること1時間半、テレビ塔が立ち並ぶところまで登ってきました。
思っていた以上に距離があります。

青空にラグビー日本代表模様の鉄塔が生えます(笑)
生駒山の山頂の三角点は遊園地の中にあります。

あまりない一等三角点の石標が生駒山にあります

何と遊園地の乗り物の敷地内にあるため、近づけません(笑)こんな三角点、日本ではここだけでしょう。ある意味貴重です。
それまでノーマスクで行けた人の少ない登山道。
ところが遊園地の中に入った途端、そこは人人人!山頂に登ったのにまるで下界にいるような人の多さでした。
外にある山頂遊園地なら安心という思いもあったのでしょうか。めっちゃ賑わっていました。
そこで早々に退散しました。

一年前のものですね。無事見つかっていて欲しいのですが…
下山途中のベンチに行方不明者の写真が。およそ1年前のものですね。この方見つかったのでしょうか? 生駒山とはいえ、一歩登山道から外れると、探しようもないかもしれません。山中で見つけた捜索写真。仕事柄ちょっと心が痛いものでした。

額田山展望所です。わずか240メートルですが、眺めは抜群です。
登山とまでは行かなくても、額田山展望所まで登れば、いい景色が見れますよ。
お天気が良い時は行ってみてはどうでしょうか。枚岡公園から約20分で登れます。

さて、アーバンケア島之内はどこにあるでしょうか?
アーバンケア島之内を探せ!

矢印の場所ですよ