「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか? 

センター長の石川です。

「井の中の蛙大海を知らず」ということわざを皆さんご存知でしょうか?

井戸の中にいる蛙は、海のことを知らない。つまり狭い範囲のことしか知らないで生きているということなのですね。「夏の虫は、氷のことを語ることが出来ない」と言うことわざも同類語ですね。

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

俺は蛙ではない

たった一度の人生、ほんの少しのことしか知らないのは、折角の一度しかない人生、もったいないですね。
私たちの仕事も同じです。
目の前や周囲のことだけ見ていたら、なんの発展もないでしょう。

大変見にくくて申し訳ないのですが、今年の認知症ケア学会の発表内容のほんの一部です。

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

今回だけで300もの発表があったのです。そして300通りの考え方、捉え方、方法などがあるのです。認知症ケアに特化しただけで!

私たちは目の前のことしか見ていないと思いませんか?それも極端に。
これだけ色々皆さん考えて、アプローチしているというのに!
そして発表するからには積極的に取り組むことが必要です。
なのに、あまりのも井の中の蛙になっていませんか?

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

これは認知症ケアの世界だけの話ですので、世界はもっともっとでっかいです。
全く違う世界の発表を聞くと(例えば物理学とか)、???ってなってしまいますが、なるほど!と思うことも一杯あります。

私は、全く異質な世界の人の話を聞くのが大好きです。
書籍もケアの世界の本ではなく、全然違う世界の本を読むのが好きです。
そこには自分の知らない世界が一杯広がっており、そこから今の自分の仕事に役立つヒントが一杯あって、それを吸収するのです。
一見ケアの世界と何の関係もなさそうな、天文学や気象学も、実は結構認知症ケアと関連していることがあるのですよね。

たった一度しかない人生。色々なことに興味を持って吸収してほしいものです。

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

一方、「井の中の蛙大海を知らず」には、後からつけられた言葉があります。「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さ(深さ)を知る」です。

たとえ井戸の中という狭い範囲であっても、空を見上げれば、その青さや深さを知ることが出来るということですね。それは言い換えれば、「専門性を深める」ということになるでしょう。
範囲としては狭いけど、その専門性を磨く(深める)ということですね。

「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さ(深さ)を知る」

「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?

海も青空も広く青く深いですね!

ふたつとも大切な意味があります。
ただ、専門性を深めるためには、目の前だけ見ていては深められないことも事実です。

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