「もの忘れについて」その② 認知症の教室

センター長の石川です。

「もの忘れについて」の2回目です。

もの忘れと言っても、認知症の進行具合で変わってきます。
今回は認知症初期のもの忘れのお話しです。

特に初期の場合は、年相応のもの忘れ(病気でないもの忘れ)との区別がつきにくく
認知症が見逃されてしまうことがあります。
また認知症ではないけれど、軽度認知障がい(MCI)の方にも、もの忘れはあります。

そのため、一般の人から見ると、
もの忘れがあると、年相応のもの忘れなのに、すぐに認知症と思ってしまう人と、
逆に年相応のもの忘れと思って、認知症に気付かない人がいます。

なかなか難しいですね。

しかし、定期的に身体的な健康診断を行い、早期発見早期治療が大切なように
認知機能の健康診断も必要なのです。
身体の病気だけでなく、認知機能の低下(認知症)に対しても、早期発見早期の対応が必要なのです。

少しでも「最近ちょっともの忘れが多いのでは?」と思ったら、健康診断の一環として本人に説明し、認知機能についても診察してもらいましょう。

なお軽度認知障がい(MCI)と判断された人のもの忘れは、現状では病気ではなくても、放置すれば認知症によるもの忘れへと進行してしまいます。
MCIについては後日書くこととして、次回は認知症の人本人から見たもの忘れについて書いてみたいと思います。

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